みなさんこんにちは、じゅじゅです。
もうすぐ、東日本大震災から10年が経とうとしていますね。
東日本大震災は、2011年3月11日 14時46分に発生。
三陸沖の宮城県牡鹿半島の東南東130km付近で、深さ約24kmを震源とする地震でした。
地震の規模を表すマグニチュードは、9.0。
これは、日本国内観測史上で最大の規模。
アメリカ地質調査所の情報によれば1990年以降、世界で4番目の規模の地震だったんです。
マグニチュードと言われてもピンと来ないけれど、とっても大きな地震であることが分かりますよね。
実際、被害も甚大でした。
10年経った今でも、まだ行方不明者も多く、全容は把握されていないんです。
復興庁の資料によると、
死者15,899人、行方不明者2,527人。
避難者数は、約42,000人。
全国47都道府県、932の市区町村にある避難所で、避難生活を送っています。
地震で住む家を失ってしまったら。
考えたくはないけれど・・・大きな地震が多発している今「自分は大丈夫」とは、とても言えないですよね。
家の建て替え・補修・住み替えに要する資金の財源について調べたデータでは
預貯金などの自己資金が56.7%
地震保険等が48.5%
義援金や公的支援が42.3%
地震保険の割合・・・多いと思いましたか?それとも、少ないと思いましたか?
住宅再建にかかる費用は、平均2,000万円。
義援金は100万円。被災者生活再建資金は300万円。
もちろん、とってもありがたいお金だけれど。
ただ、これだけでは、1.600万円も足りないってこと・・・!?
いいえ。よーく考えてみてください。
家財、引っ越しのお金だってかかるんです。
いくら足りないのか・・・考えれば考えるほど、怖くなってきて寝込みそうにゃ・・・!!
そこで頼れるのが地震保険。
地震保険の支払われ方って少し特殊なんです。
ここでも何度かお話しはしてきているけれど、改めておさらいしていきましょう!
お付き合いくださいにゃ。
火災保険の上限支払金額(全焼で支払われる金額)が2,000万円のお家を例にご説明します。
地震保険は、火災保険の上限支払金額(火災保険金額)の半分までを上限に支払われるの。
この場合は1,000万円ね。
そして、損害の程度によって
全損
大半損
小半損
一部損
この4つに分かれて支払われます。
全損とは
建物の時価50%破損(70%以上の面積が焼失・流失)の場合。
保険金額の100%が支払われる。
支払保険金の額は、1,000万円。
大半損とは
建物の時価40~50%破損(50~70%以上の面積が焼失・流失)の場合。
保険金額の60%が支払われる。
支払保険金の額は、1,000万円の60%、600万円。
小半損とは
建物の時価20~40%破損(20~50%以上の面積が焼失・流失)の場合。
保険金額の30%が支払われる。
支払保険金の額は、1,000万円の30%、300万円。
一部損とは
建物の時価3~20%破損(全損・半損ではないが床上浸水)の場合。
保険金額の5%が支払われる。
支払保険金の額は、1,000万円の5%、50万円。
地震保険は半分が基本だけれど、全部をお支払い出来る保険もあるんです。
保険会社により取り扱いがあったりなかったりするものなんだけど
アストのほけんでは取り扱いがあるので、良ければお声がけくださいにゃ ♪
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被害にあった時のことを考えての備えは、本当に大切!
それと同じくらいに、被害を最小限に抑えるための備えも大切です。
家具の備え
家具が倒れると逃げ道まで塞がれて大変・・・家具の配置も、部屋の出入り口を避ける等工夫が必要!
家具や扉は極力固定!壁ならどこにでも固定できる訳ではないので、やはり配置の工夫を。
壁の桟と家具の桟をL型金物でとめる、食器棚の扉にストッパーを付けるなど。
冷蔵庫やピアノもそのままでは危ない!重い物こそ倒れると危険。
重い物は低い所へ。当たり前だけれど、忘れがちなこと。
ガラスの飛散防止フィルムも効果的。
避難の備え
枕元に靴や避難用の非常用品を置いておくと安心!
集合場所や安否確認の方法などを、家族であらかじめ話し合い決めておく。
避難する場所は、避難所や広く開けて落下物がない場所。
災害の種類によって安全な避難所が異なる場合も・・・事前確認が大切。
避難所周辺で火災が延焼しているときや避難所も被害で危ないときは、広域避難場所(広い公園など)に避難。最寄りの広域避難場所も事前に確認を!
災害発生時には、帰宅困難者を支援する施設として、学校や公共施設のほか、コンビニエンスストア、ガソリンスタンドなどが指定されることも多い。(避難生活をする避難所と、まず避難する直近で身の安全を守る避難先は分けて考える。)
大きな地震があった時のことなんで、考えたくないですよね。
ただ、考えたくないことほど考えなくてはいけない事だったりします。
東日本大震災から10年が経つ今、未来への備えを点検してみて下さいにゃ。
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