はーい、どぉも。
あたちです。
寒くなったわねぇ。猫はこたつで丸くなる季節よ。
といいつつ、最近のお家ってあったかいからね。
猫は床で広がる・・・なんて感じも多いかしらね。
あ、でもでも。
お膝の上が大好きなのは古今東西、万猫共通!
お膝ばんざい!
で。
冬は暖房で火を使うから注意!・・・でも、家はオール電化だし関係ないかな。
なぁんて思ったりしてないでしょうね?
そりゃ、火を使わない分リスクは低いかもだけど・・・ゼロじゃあないの!
電気だって、火事の原因になることあるわよ?
漏電が原因の火事に、コンセントのほこりに引火した火事だって結構多いんだから。
あとは、お隣からのもらい火。
お隣の火事が燃え移って、自分のお家も燃えちゃった!!
噓でしょ!?ちょっとー!どうしてくれんのよ!!!
て、思うじゃない?なのに・・・。
「失火責任法」ていう法律の関係で、お隣からのもらい火でお家が燃えても、よっぽどの理由が無い限りは
お隣さんに賠償を求めることってできないの。自分の火災保険で何とかするしかないって訳。
えー?なんで!?て感じよね。
失火責任法・・・正式名称は「失火ノ責任ニ関スル法律」。
なんかカタカナとか出てきちゃったけど・・・そう、これだいぶレトロな法律。
なんと明治32年がはじまり!
条文は「民法第七百九条ノ規定ハ失火ノ場合ニハ之ヲ適用セス但シ失火者ニ重大ナル過失アリタルトキハ此ノ限ニ在ラス」。
・・・。
そう、あれね。「自分が出した火事で周囲が燃えちゃっても損害賠償責任なし。ただし重大な過失があったときは別!」てな感じね。
昔の日本のお家って、木造家屋で、すごく密集してたのよね。
一回の火事で数千軒ものお家が焼けちゃったような大火事が、実際に歴史上何度も起こってるの。
それ賠償しろって言われても困っちゃうじゃない?てことで、出来たのがこの法律。
・・・まぁ、時代に合ってないっちゃないんだけどね。
そんなこともあって、もし自分が火を出してまわりに延焼しちゃった場合、お隣を賠償する「類焼損害特約」ていうのが今の火災保険にはセットできたりもするの。
これ、今はマストって言ってもいいわね。
なんか話それちゃったけど、火災保険は大事!てこと。
そ・し・て。
値上げ・・・。
今回、あれよね。
タイトルからいきなりショッキングだったわよね。
火事とかなんとか言いつつ「値上げ」が気になって気になって、もうしょうがなかったみんなも多いんじゃないかしら。
みんな怖がる、あたちもモチロン怖くて泣いちゃう、値上げ。
おい、保険!なんなんだお前は!値上げしてばっかりじゃないか!
とか、怒んないでよー?
自動車保険は値下げしてんだから。
(自賠責は2年連続値下げ、任意保険も損保各社で値下げ)
車の性能が上がってぶつかんなくなった事と、コロナ禍でお出かけが減ったことが大きな原因。
つ・ま・り。
値下げに理由があるんだもん、値上げにだって、理由はあるってこと。
あ、あれよ?保険会社のみんなや、あたちのご飯代とかじゃないわよ?
・・・なぁんていいつつ、みんな理由は分かってんじゃないかしらね。
そ。自然災害があっちこっちで起こりまくってるからよね。
自然災害の増加、異常気象、いつもはこんな事ない地域なのに!などなど。
なんかもう、最近は日本中が毎年こんなようなこと言ってる感じじゃない?
そしてついに。
今年は諏訪地域でも豪雨、さらには土砂崩れ・・・しかも2回。
自然災害の怖さと身近さ、改めて感じたんじゃないかしら。
そんな異常気象まみれ自然災害まみれの可哀想な日本。
豪雨による水害やお家の損害、土砂崩れ被害・・・コレをカバーするのはなぁに?
そう、火災保険!!
あ、でもでも、火災保険の「水災補償」がついて無ければカバーできないからね!
しっかりチェックしてちょうだい。
で。今回の値上げ、直近4年間で3度目、過去最大の値上げなんだって・・・。
モチロン、どっかで誰かが儲けちゃってるとかは全然ないのよ?
保険料は、損害保険料率算出機構っていう、なんかこう、すごそうな所で決められるんだけど。
「損害保険料率算出団体に関する法律」ていう法律も絡んできてて、適当には決められないもんなのよ。
『合理的かつ妥当なものでなければならない、また不当に差別的なものでもあってはならない』
・・・てな訳よ。そうなのよ。
うん。難しいからね、「そんな感じね~」程度に分かれば十分ね。
理屈が分かろうと避けられない値上げ!
次回は、賢くおトクに加入する方法を!このあたちが紹介しちゃうから、楽しみにしててにゃ!!