はーい、どぉも。
あたちです。
あのさ、いきなりなんだけどさ。
エルニーニョとラニーニャって、知ってる?
エルニーニョ、ラニーニャ。
エルニーニョ・ラニーニャ。
・・・。
?
気持ちは分かるけど、違うわよ。
そ。
気象用語よね。
ニュースなんかで聞いたことあるみんなも多いんじゃない?
エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象です。
逆に、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象はラニーニャ現象と呼ばれ、それぞれ数年おきに発生します。
エルニーニョ現象やラニーニャ現象は、日本を含め世界中の異常な天候の要因となり得ると考えられています。
(気象庁HPより)
・・・うん、てな訳よ。よく分かんないけど。
とにかく。
なんかね、今年の夏は冬からのラニーニャ現象の影響で暑いらしいの。
で、局地的な大雨が起こりやすくって、さらにエルニーニョ現象の影響で台風が日本列島を通りやすくなっちゃうらしいの。
早い話「今年の夏は、異常気象や自然災害ヤバいっぽいわよ」ってこと。
まぁ、もう最近じゃ異常気象や自然災害って毎年恒例感すらあるから「今年の夏は」じゃなくて「今年の夏も」なんだけどさ。
ただし!!!
毎年恒例だから~とかって言って慣れてちゃだめよ?
異常気象は、常に命の危険と隣り合わせなんだから。
自然災害を引き起こすし、「熱中症リスク」も高まるからね。
暑い季節になるたび問題になる熱中症。
去年も熱中症で倒れた患者さんは沢山いて、救急搬送された人は7万人以上!
一昨年よりも、2万人以上多くなったんだって。
というか、まだ6月ではあるけど今年も暑い日多いわよね?
既に熱中症被害は始まってるの。
毎年どんどん暑くなってやんなっちゃう。
熱中症は、めまいや吐き気、立ちくらみなんかの症状があるの。
さらに進むと、手足がつったり、急に力が入らなくなったり。
重症になっちゃった場合は、けいれんが起きたり、最悪の場合は意識を失って死んじゃうことだってあるんだから!!
最近の夏は人を殺す暑さなんだってこと、よーく覚えておいて。
甘く見ちゃいけないでしょ?
熱中症になった患者さんのうち、半分以上は65歳以上の高齢者。
高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくくなっちゃってるの。
さらに!からだの調整機能も低下してきちゃうお年頃だから、余計に熱中症になりやすい状態に・・・。
こまめに水分をとったり、暑いところに居続けないようにしたり。
意識して注意することが必要よね。
あとは、周りの人が声掛けをしてあげることも大事。
冷房は我慢しなきゃいけない、とか思ってんなら大間違い!
それ、絶対ダメよー?
確かにね、電気代、高いんだけどね・・・んもう!これどこに文句言ったらいいのかしらね。
まぁ、でもね。命が一番大事だからね。
ちょっと頑張って他で節約して、冷房はちゃんと使ってほしいのよ。
熱中症になっちゃったら、医療費だってかかるからね。
熱中症対策のポイント
室内
・扇風機やエアコンで温度を調節
・遮光カーテン、すだれを利用
・室温をこまめに確認
屋外
・日傘や帽子の着用
・日陰の利用、こまめな休憩
・天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控える
からだの蓄熱を避ける
・通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する
・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす
こまめに水分を補給する
室内でも、屋外でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、スポーツドリンクなどを補給する
熱中症で入院や通院をした場合も、通常の病気と同じように健康保険が適用されるわよ。
実際にかかった医療費の一部負担(1割~3割)で済むってこと。
もちろん、高額療養費制度も使えるの。
高額療養費制度は、医療機関や薬局窓口で払った額が1か月間で上限を超えた場合は、超えた分が戻ってくる制度。
上限は年齢や所得によって違うけど、医療費の自己負担が一定の範囲内に収まるってのは良いわよね。安心じゃない?
ちなみに。
民間の医療保険は?っていうと。
残念だけど一般的な医療保険の場合、病気やケガで保障されるのは「入院・手術」をした時だけ。
入院は良いんだけど、通院だけの場合は対象外ね。
特約で「通院保障」っていうのもあるんだけど、入院して退院した後の通院に限られてる場合がほとんどなの。
じゃあ、傷害保険はどうか?ていうと。
傷害保険って「ケガの保険」なの。
ケガで入院・手術・通院をした場合に保険金が受け取れるのよね。
傷害保険の対象になるのは「急激かつ偶然な外来的な事故」によるケガ。
徐々に痛めちゃった…とかじゃない、バン!とかドンっ!とか、そういう感じのケガね。(詳しくはアストのほけんに聞いてみてにゃ)
つまり、熱中症は傷害保険では原則対象外ってこと。
ただし!
「熱中症特約」で、熱中症がカバーできるの。
これは、入院を伴わない通院でもOKよ。
もうね、あれよ。全部の傷害保険にこの特約は付けなとかきゃ!て感じよ。
最近では、熱中症に特化した保険も販売され始めてるの。
ただ保険会社によっても違うから、まずはよく確認してみてにゃ。
今年の夏も暑いわよ~。
熱中症には十分気を付けてちょうだい!
熱中症リスクの高い人、お外や暑い場所での活動やお仕事をしてる人は、特に!!!
熱中症にならないよう対策するのは勿論だけど、万が一の時のために、民間保険の活用も検討してみてにゃ!