2022 年 1 月の記事

2022年から変わること~働き方を見直すきっかけに~その②

2022年1月28日

皆さんこんにちは、じゅじゅです。

115222

2022年、令和4年。もう慣れました?

私は、いまだに2021年なのか22年なのか?今が令和の何年目なのか?

その辺の色々が分からなくなって、困ってますにゃ。

認知症保険、検討したほうが良いのかしら・・・私ティーンエイジャーなのに。

 

 

・・・て、そんなことより!

前回に引き続き、今回も『2022年から変わること』をご紹介していきますよ。

 

 

 

12

女性活躍推進法の改正(4月)

2015年に国会で成立、2019年6月からスタートしている「女性活躍推進法」。

対象企業の事業主に「女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画の策定・届出」および「女性活躍推進に関する情報公表」を義務としているの。

2022年4月からは、対象企業を常時雇用者が301人以上の会社→101人以上の会社に拡大。

女性だからといった理由で採用や昇進機会が阻まれる機会をなくすこと、女性だからと任される仕事や職場の慣習が及ぼす影響に配慮することが目的ね。

 

 

パワハラ防止法の改正(4月)

2019年5月、職場における「いじめ・嫌がらせ」を防止するための、いわゆる「パワハラ防止法(正式名称:改正労働施策総合推進法)」が成立し、2020年6月に施行されたの。

2022年4月からは、中小企業も対象に!

ハラスメントを防止するために、企業(事業主)に対して

①事業主の方針等の明確化及びその周知・啓発

②相談(苦情を含む)に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備

③職場におけるパワーハラスメントに係る事後の迅速かつ適切な対応

④上の①~③までの措置と合わせて、相談者・行為者等のプライバシーを保護すること、その旨を労働者に対して周知すること、パワハラの相談を理由とする不利益取扱いの禁止

上記が義務付けられるの。

 

 

社会保険適用範囲の拡大(10月)

今まで社会保険適用外だったパートさんも、新たに社会保険の加入対象になるの。

既に2016年から従業員501人以上の企業では実施されていたんだけど、今年の10月から従業員101人以上の会社に範囲が拡大。

さらに2024年には、従業員51人以上の会社にまで拡大される予定なのです!

 

また、今まで社会保険対象となるのは

・正規従業員

・フルタイム従業員

・労働日数が正規従業員の3/4以上のパートやアルバイト

だったの。

 

それが今後は

①週の労働時間が20時間以上

②雇用期間が2か月以上見込まれる

③月の賃金が8.8万円(年収106万円)以上

④学生ではない

上の4つを満たせば、社会保険対象に!

 

 

 

 

1608642612213

社会保険加入のメリットって、本当に沢山あるんです。

①厚生年金(国民年金の上乗せ)に加入ができ、将来貰える年金が増える

②病気やケガの後遺症で生活が制限されるようになった場合「障害厚生年金」が貰える

③万が一、亡くなった場合は「遺族厚生年金」が遺族に支給される

④健康保険から「傷病手当金」や「出産手当金」が貰える

⑤保険料の支払いは会社と本人との折半のため、国民年金・国民健康保険に加入している一部の人は保険料が安くなることもある

社会保険の適用拡大により、多くの方が加入できるようになるのは素晴らしいことよね。

 

厚生労働省の、社会保険適用拡大 特設サイトでは、とっても分かりやすく説明がされているの。

事業主の方、パート・アルバイトの方、扶養の範囲内でお勤めの方用の可愛い説明動画(しかも猫ちゃん・・・!!)もあるんです。

ぜひぜひチェックしてみて下さいにゃ ♪

 

 

 

 

最近急速に進んでいる「働き方改革」。

コロナ禍になって、働き方を見直す機会が増えたんじゃないかしら。

働き方に限らず、今は色々が本当に多様化していますよね。

32783512.0 (20)

法改正も手伝って、柔軟な働き方ができる時代になってきています。

皆さんも是非、ご自身の働き方を見直してみて下さいね。

 

 

2022年から変わること~働き方を見直すきっかけに~その①

2022年1月18日

みなさんこんにちは、じゅじゅです。

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いしますにゃ。

 

 

気付けばもう令和も4年目!

ここ数年、コロナ禍で色々が思うようにいかない中、みんなで試行錯誤してきましたよね。

その結果、世の中は大きく変わりました。

 

今年も、さらに色々なことが起こっていきます!

今日は、その中からいくつかご紹介していきますよ。

 

 

 

 

 

そういえば、成人式。

去年は中止だったけれど、今年は成人式が行われましたね。

成人は、20歳から。

今まではこれが常識でした。

 

実は・・・今年の4月からは、18歳から成人に!

民法が改正されるんです。

今は世界的にも、成人年齢を18歳とするのが主流。

成人年齢を引き下げることは、若者の自己決定権を尊重するものであり

その積極的な社会参加を促すことになる、という考えからなんだとか。

 

 

09

成人する、という事は「親の同意を得なくても、自分の意思で様々な契約ができるようになる」ということ。

今までは親の同意が無いと出来なかった携帯電話購入や、アパートを借りる、クレジットカードを作る、ローンを組んで車を買う、なんていう事も出来るようになるんです。

その分、悪徳商法には十分な注意が必要になってきますから気を付けて!

 

ちなみに、女性が結婚できる最低年齢も16歳から18歳に引き上げられ、結婚できるのは男女ともに18歳以上になるの。

一方で、成人年齢が18歳になっても、飲酒や喫煙、競馬などの公営競技に関する年齢制限は、これまでと変わらず20歳。

健康面への影響や非行防止、青少年保護等の観点から、現状維持となっているんですって。

 

 

 

 

え、私・・・?

たしかに18歳未満だけれど、もう立派に大人です!!

今まさに、花のティーンエイジャーを謳歌中!キラキラなのですにゃ♪

そういえば、猫の成人式だってあっても良いわよね。

猫的には、おめかしはどっちでもいいけれど・・・美味しいもの食べたりしたいにゃ♪

え、成人式って、お食事は出ないの・・・?えええ・・・。

 

 

 

 

 

 

そして。

成人年齢の変更の他にも「働き方」を見直すきっかけになりそうな変更がたくさん!

 

12

①雇用保険マルチジョブホルダー制度(1月)

2つ以上の事業所に雇用されて週20時間以上働く65歳以上の労働者が、ハローワークへの申請で雇用保険の加入が可能に!

失業の場合は、給付金も貰えます。

今までは「主たる事業所に週20時間以上勤務の場合」しか、雇用保険に加入できなかったの。

 

②傷病手当金の支給期間の通算化(1月)

けがや病気でお仕事をお休みした場合に貰える傷病手当金。

これまでは支給開始日から1年6か月までの期間が対象、という縛りがあったの。

今後は、支給開始日から通算して1年6か月に達する日までを対象に!

がん治療のような、休職と復職を繰り返すケースに対応できるようになったのね。

 

③育児・介護休業法の改正(4月)

男性の育児休業が取りやすくなるよう、会社側より育休の周知・意向確認が義務化されるの。

また、10月頃から「出生時育休制度」いわゆる男性産休も開始に。

お子さんの誕生直後、最大4週間の取得が出来るの!さらには、それを2回に分けて分割での取得も可能よ。

 

④白ナンバー車もアルコール検知器の義務化(4月)

アルコール検知器でのチェックって、いままで運送業者などの「緑ナンバー」で義務付けられていたの。

今後は、自社の製品配送を行う「白ナンバー」の車を一定台数以上扱う会社でも義務化に。

 

⑤社会保険適用の拡大(10月)

2016年からはじまっている社会保険の適用拡大が、2022年にさらに適用拡大されることになったの。

今回の拡大で、社会保険適用外のパートも改正により新たに加入対象に!

詳しくは、次回にお伝えします!

 

是非チェックしてくださいにゃ ♪