9月は世界アルツハイマー月間!認知症について考えてみよう

2024年9月28日

皆さんこんにちは。

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じゅじゅです。

ふふ。これね、寝ると涼しいベッドなの!ママからのプレゼントなのですにゃ。

あーんなに毎日暑い暑い言っていたけれど・・・気付けば秋らしくなってきましたね。

私は花粉症だから夜も窓が開けられなくてエアコンは手放せないけれど、お外はだいぶ涼しくなってきたもの。

 

9月21日。

もう過ぎちゃったけれど、この日。何の日だったかご存知ですか?

 

・・・お誕生日?

私のお誕生日は10月10日。

妹はっぱのお誕生日は8月8日・・・あ、コレも過ぎちゃったわね・・・。

 

(過ぎちゃったわね、じゃないのよ。)

 

 

・・・。

 

 

 

はい!気を取り直して。

そう、9月21日は世界アルツハイマーデーなんです。

1994年「国際アルツハイマー病協会」が、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定。

この日を中心にアルツハイマー病の啓発を実施しているの。

 

また、9月を「世界アルツハイマー月間」と定めて、全国で様々な行事や取組が行われているんです。

今年は「クラウドファンディング」も行われているんですって。

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有名なのはライトアップ!

9月21日は、日本中の名所が認知症の啓発シンボルカラーのオレンジ色にライトアップされたの。

五稜郭、京都タワー、万博の塔、県庁、お城などなど・・・実に、全国90か所以上!

その様子は、当日にライブ配信もされたんです。

今もYouTubeに動画が残っているから、良かったら見てみて下さいね!

https://www.youtube.com/watch?v=sys8yWY0Ijk

 

 

 

 

 

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認知症は、記憶や思考などの認知機能が後天的な脳の障害によって低下し、日常生活や仕事に支障が出てしまうもの。

原因のひとつは、神経細胞が死滅して脳が委縮してしまうこと。

そしてもうひとつは、血管が詰まったり破裂することで細胞の一部が死滅してしまうこと。

加齢による物忘れの延長と思われがちだけど、全然違うのよね。

体験の一部を忘れるのではなく、体験そのものを忘れてしまうの。

例えば、食事の内容が思い出せない、ではなく食事をしたこと自体を忘れてしまったりね。

 

 

 

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次は『認知症の症状と行動』を詳しく見ていきましょう。

憶障害:体験を忘れる(過去の記憶を失う)、新しい出来事が覚えられなくなる。

見当識障害:時間や場所、人との関係性の判断がつかない。(家族に「どちらさま?」)

実行機能障害:物事を段取り良く進めることが出来ない。(カレーを作るつもりが大根おろしを作っている)

理解力や判断力の低下:考えるスピードが遅い(レジでお財布の中から500円玉を探せない)

失語、失認識:言語の理解や物の知覚、目的に沿った行動が困難、会話の受け答えが出来ない

妄想(「財布を泥棒にとられた!」など)、徘徊、暴力や暴言、不安、抑うつ、幻覚、幻聴など。

 

 

そして。

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今日はMCI(軽度認知障害)についてもお話ししましょうにゃ。

MCIとは。

本人や家族から認知機能低下の訴えはあるものの、日常生活は問題なく送ることが出来る状態のこと。

MCIは認知症ではないけれど、認知機能の低下は始まっている状態。放置すると認知症へと移行してしまう可能性が大きいの。

何の病気でもそうだけれど・・・MCIも、今後の治療方針や介護プランを決めるためにも早期発見がとっても重要!

適切な対応で、MCIの約16~41%は健常者への回復が見込めるの!

MCIの状態が軽ければ軽いほど正常への回復率は高くなるのよね。

 

認知症発症予防は、なんといっても健康的な生活!

運動習慣を作ることは何よりも大事ね。お散歩や歩いての通院、お買い物なんかもいいかも。

次は食生活!一汁三菜の食生活やポリフェノール・DHA・ビタミンの摂取。

趣味に打ち込む時間を作ることも大切ね。

そして何より、外に出かけること!社会との関わりを持つことは何よりも大事ですにゃ。

 

 

 

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そうはいっても。

身近な方に、認知症の症状が出てしまったら・・・。

「どう接したらいいの?!」と、戸惑ってしまうのが普通です。

でもね。認知症の方ご本人も、全く自覚がない訳ではないの。

「何かおかしいな」というのは、ご本人が一番わかっているんです・・・辛いにゃ。

認知症の症状が進んでしまい、上手に言葉で自分の意思を話せなくなってしまったとしても

年長者としての誇りや、子どもや動物、植物をいつくしむ気持などの感情は、そのままに保たれているの。

まずは、ご本人の気持ちを思いやり、否定せずに話を聞いてみてあげて欲しいのです。

 

認知症の方と接するうえで、気を付けたいポイントは2つ。

ひとつは『その人らしさ』を大切にすること

認知症になってしまっても、その人の個性と歴史はそのまま残っています。

認知症だから、きっとこうに違いない!という決めつけは避けましょうにゃ。

認知症になる前の姿を思い浮かべて、今何を望んでいるのだろう?と、言葉にならないメッセージを探ることが大切です。

 

 

もうひとつは、否定よりも肯定の気持ちで接すること

認知症の方が何かを失敗してしまったとき、つい強い口調で否定したり、理屈に任せた説得をしてしまいたくなるかもしれません。

しかしそうされてしまうと、ご本人は罪悪感や孤独感をどんどん募らせていってしまうの。

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とっても悲しいですよね。

周囲の人がみんな、失敗しても大丈夫だよ!と、肯定する気持ちをもって接する事ができる環境づくりが重要なのです。

 

 

 

 

 

 

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街中で「あれ?あの人、同じところにずっといるような・・・道に迷ってるのかな?」と思ったとき。

あれ?と思っても、本当に道に迷っているのか、単なる散歩中なのかを見分けるのは難しいですよね。

そんな時は、寒いのに薄着、バッグを持っていない、などの不自然な点が無いかを探ってみましょう。

最初の声かけは「いいお天気ですね」などの、ごく普通の挨拶を。

その後「どちらまで?」など優しい口調で話しながら一緒に歩いてみるなど、徐々に警戒心を解いていくことが大事ですにゃ。

 

また、コロナ禍を経て非接触化が進み、お店や駅などの様子が様変わりしましたね。

認知症の方は、配置が変わったり設備が新しくなったりしていると戸惑ってしまい、普段は分かる簡単な事も分からなくなってしまうことがあります。

困っている方を見つけたら、放っておかずにまずは声かけを。

声かけの時は慌てずに、ゆっくり丁寧に話しかけることが大切。

地元の方言を使って話しかけてあげるのも効果的にゃ。

ご自身で声をかけなくても、代わりに店員さんや駅員さんを呼んであげるのも有効です。

 

 

 

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誰もがなってしまう可能性のある認知症。

みんなで、助け合っていきましょうにゃ。

お困りごとがあれば、アストのほけんにご相談下さいね。

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