9月9日は救急の日

2023年9月8日

みなさんこんにちは、じゅじゅです。

8月8日は、はっぱのお誕生日

10月10日は、私(と、パパ)のお誕生日

9月9日は・・・惜しいんだけど、9月9日生まれの人が身近にいないのよね。

居たら是非教えてくださいにゃ。

 

 

9月9日は、救急の日

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「9(きゅう)9(きゅう)」の語呂合わせから、昭和57年(1982年)に厚生労働省によってこの日が救急の日に定められたの。

簡単にいうと、“救急について知ろう!”という日って感じかしらね。

さらに、「救急の日」を含む1週間(9月4日~9月10日まで)を「救急医療週間」として

全国で応急手当の講習会を中心とした救急に関するさまざまな行事が開催されているの。

 

 

救急箱、救急病院、救急車・・・「救急」という言葉は日常でも耳にする機会は多いわよね。

そもそも「救急医療」て、一体なんなのか。

考えたことはあるかしら?

通常の医療と救急医療の違いって、イマイチ分かりにくいわよね。

 

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救急医療とは

通常の病院診察時間に受診するのでは間に合わない救急の病気や怪我、すなわち「急性病態」を扱う医療。

もしくは、耐えがたい苦痛や命の危機が迫っているなどの緊急性がある場合を扱う医療のこと。

 

テレビでも、救急医療を扱うドラマやドキュメンタリーは人気よね。

猫のハニオくん(ご存知の人いるかしら?)も大好きな「えむいーあーる」も、まさしく救急医療。

私もえむいーあーるで出動したかったにゃぁ。

 

 

 

 

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さっきもお伝えしましたが、今は「救急医療週間」。

関係省庁、自治体、消防機関、医療機関など、本当に色々なところで救急に関する行事が開催されているの。

急に病気や大怪我をしてしまった人がいた場合の手当てや対応方法に関するものが多いわね。

そんな状況、考えたくもないけれど・・・。

家族やお友達、職場の仲間が病気やけがで倒れて、呼吸や心臓が止まったら!!

救急車が来るまで何もしていないより、「救急処置を行う」のが最善の手当てなのです。

心臓マッサージ、人工呼吸、AEDなどなど。

万が一のときに慌ててしまわないように、しっかり学んでおくことが大切にゃ。

 

 

 

 

家でできること

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救急箱や薬のチェック

・古い薬は処分し、新しいものを補充

・三角巾や包帯、怪我や火傷用のガーゼや防水フィルムの補充

・救急箱は取り出しやすいところに保管

そもそも救急箱が無い・・・というお家は、救急箱の準備から。

今は救急箱も通販で手軽に買うことが出来るから、是非チェックしてみてにゃ。

 

 

 

覚えておきたい主な外傷の応急手当

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出血

①すり傷などで砂や泥がついている場合はまず洗い流す。

②出血部分にガーゼやタオルを当て、その上から手で圧迫する。
※感染防止のために、直接手を触れないようにビニール袋などを使用しましょう。

③傷口は心臓よりも高い位置にする。

 

やけど

①流水で冷やす。

②衣服の上からやけどをした場合は、無理に脱がさずそのまま冷やす。

③水ぶくれはつぶさない。

④冷やした後は消毒ガーゼなどで保護し、病院へ。

 

骨折

①折れた部分に添え木などを当てて固定し、病院へ。

 

これらは、あくまでも応急手当。

応急手当をしたら、すぐに病院に行ってくださいにゃ。

 

 

 

 

 

そうそう、この機会に救急車の適正な利用についても考えてみて欲しいのです。

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令和3年の、長野県の救急車の出動件数は92,259件。

なんと、そのうち約35%の30,611人は入院の必要が無い軽症者だったの。

先程もお伝えしたように、「救急医療」とは

通常の病院診察時間に受診するのでは間に合わない救急の病気や怪我、すなわち「急性病態」を扱う医療。

もしくは、耐えがたい苦痛や命の危機が迫っているなどの緊急性がある場合を扱う医療のこと。

そうではない方が救急車を利用してしまうと、本当に救急車を必要としている方が利用できなくなってしまうわよね。

最寄りの救急車が手配出来ない、到着時間が遅れる・・・そのせいで適切な治療を受けられなかった、命を救えなかった、という事態に。

 

救急車だけではなく医療機関でも、救急外来で軽症者を受け入れてしまったために

新たな患者さんを受け入れることが出来なくなり、重症者の治療が遅れてしまうことも多いんだとか。

自家用車が無いから

今日から入院するから

救急車で病院に行った方が待たずに早く診てもらえるから

自分で病院を探すのが面倒だから

タクシーはお金がかかるから

悲しいけれど、こんな理由で救急車を利用する方も居る、というのが事実みたいね。

 

救える命を救うため、今一度考えてみて下さいにゃ。