皆さんこんにちは!
じゅじゅです。
気付けば雨のシーズンになりましたね。
先週は、台風2号と梅雨前線の影響で大荒れのお天気に。
アストのほけんも、6月2日(金)は1時間終業を繰り上げて18時閉店とさせていただきました。
昼間なのに暗い外、土砂降りの雨、どんどん水位が上がっていく川。
頭をよぎるのは『自然災害』。
実際、皆さんも警戒レベルや避難指示を常に気にしていたんじゃないかしら。
幸い、先週の大雨では諏訪地域で河川の氾濫や土砂災害は無かったけれど。
いつ起こってもおかしくない!
というのは、皆さん良く分かっていると思います。
一番大切なのは、「命」を守ること。
次に大切なのは、「財産」を守ること。
そんなときお役に立てるのが火災保険ですよね。
ただし!
大切なポイントが一つ。
洪水や土砂災害は、火災保険の「水災補償」が無いと補償がされない!ということ。
水災補償が大切なのはわかっていても。
災害の多発でどんどん火災保険料は上がっているし、少しでも家計の負担を減らしたい・・・。
自分の家には必要ないかもしれないし・・・。
という声も多いんです。
今日は、そんな皆さんのために。
水災補償について、一緒にお勉強していきましょうにゃ。
日本って、実はとっても雨が多い国なんです。
なんと、世界平均の約2倍!!
特に梅雨時期と台風シーズンは、本当に雨が多いわよね。
それに伴って、夏の時期は洪水や土砂災害など、水の災害が本当に多いの。
ああ、やっぱり水災補償いるかも。
水災補償つけたら、全部安心なんだよね?
そう思うわよね。
ただ・・・残念だけど、実はすべての水災を補償できるわけではないの。
何でもかんでもカバーできたら、それはもちろん便利だけど・・・保険料がものすごーーい高額になってしまう!
という事もあり、ある程度範囲を限定しているの。
もちろん限定と言っても、「ほぼ補償されないんじゃん!」なんてことではないから安心してね。
いきなりですが、水災補償〇×クイズ!!
Q1:梅雨で雨漏りが起こり、床が水浸しになってしまった。水災補償で補償される?
答えは、×!!!
雨漏りは経年劣化(老朽化)が原因のことがほとんど。
基本、火災保険では支払い対象外になっているの。
ただし。
強風で屋根が飛んでしまって、そこから雨が吹き込んだ場合は対象になる可能性はあるの。
その場合は、水災ではなく風災になるのよね。
Q2:長雨の影響で土砂崩れが起こり、家が押し流された!水災補償で補償される?
答えは、〇!!
土砂崩れって、水災かどうか迷っちゃうわよね。
水災補償の補償範囲は、洪水・浸水・高潮・土砂災害なの。
ただし、津波は対象外だから注意が必要よ。
津波の原因のほとんどは地震だけれど、地震による津波の場合、地震保険が無いと支払いは受けられないの。
Q3:近くの川が氾濫して床上浸水!冷蔵庫が壊れた。水災補償で補償される?
正解は、△!
△って何それ?て思うわよね、ごめんにゃ。
保険の対象に「家財」が含まれていれば〇で、含まれていなければ×なの。
火災保険は、「建物のみ」「家財のみ」「建物と家財」を選ぶの。
賃貸ではないのに、どちらかだけの契約になっている場合は要注意よ。
Q4:洪水で水浸しになってしまった。保険会社の調査前だけど、急ぎたいから片づけて修理してもいい?
正解は、〇!!
原則、お支払いの対象になるの。
防犯・安全上の問題から、そのままにしておけない場合も多いものね。
ただし!事前に保険会社へ事故の連絡は忘れずにね。
さらに、損害状況の写真は撮影しておくのがベスト。
水災の保険が支払われる条件は
床上浸水
保険対象の被害割合が30%以上
のいずれか。
そして支払われる保険金は、実は保険商品によって違うの。
実際の被害額が全部出る場合もあるし、自己負担金(免責金)が引かれる場合も。
はたまた支払限度額があったり、実際の被害額に一定の割合をかけて減額した額が支払われる、なんて場合もあったり。
保険料が安くていいと思ったら、こんなトラップが・・・。
なんて話、実はよく聞くの。
契約の時は、しっかり確認してくださいね。
水災補償が必要かどうかの目安に関しては、ハザードマップをチェックするのが一番早いわね。
ただし、最近のゲリラ豪雨や都市型洪水発生の際は今までこの地域ではこんなことなかったのに!って声が多かったわよね。
ハザードマップは、地形や地盤の特徴をもとに作成されているの 。
今までは起こりえなかった予想外の豪雨などの場合は、ハザードマップで安全とされていた場所でも災害が発生してしまうことも。
本当はすべての人に水災補償は必要!と言いたいところだけれど。
ハザードマップで危険な場所の場合は絶対必要!!て感じかしらね。
災害シーズン、皆で気を付けていきましょうにゃ。