冬場に多発!温度差で起こる「ヒートショック」

2020年12月18日

みなさんこんにちは、じゅじゅです。

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毎日寒い日が続いていますね・・・。

こんな時期には、お風呂は最大のリラックスタイム!

ぽかぽか温まる至福の時間ですよね ♪

私も(濡れるのは嫌だけど)温まるのは大好きですにゃ!

ぽかぽかお風呂は極楽ですよね~(濡れるのは嫌だけど)。

 

 

 

そんな至福のお風呂タイムだけれど、冬にはちょっと怖いことが。

みなさん、「ヒートショック」って、聞いたことありますか?

 

 

ヒートショックとは・・・

気温の変化によって血圧が上下して、心臓や血管の疾患が起こること。

血圧の乱高下によって「大動脈解離」「心筋梗塞」「脳梗塞」が起こるんです。

 

ちょっと古いデータではあるけれど

2006年には交通事故死亡者の7,000人の倍、14,000人がヒートショックで亡くなっていたんですって!

他人ごとではないですよ・・・?

 

 

 

 

 

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寒い冬の日、お風呂に入るまでのことを想像してみてください。

暖かいリビングから、寒い脱衣所に移動。

そうすると、寒さに対応するために血圧が上昇するんです。

その後、いきなり浴槽に入ると・・・身体が温まったことにより血圧が急に下がってしまう・・・!!!

これが、ヒートショックなのですにゃ。

特に、10℃以上の温度差は危険度が高いと言われています。

 

11月~2月は、浴室や脱衣所などの気温が下がり、長風呂になりがち。

これも危険なのです!

昔ながらのお家や温泉施設は床がタイルで暖房設備が無いことも多いから注意が必要ですよね。

さらに盲点になりがちなのが、トイレ!ここも実は危険なのです。

 

 

 

 

02ヒートショックを受けやすい人

・65歳以上の高齢者

・高血圧、糖尿病、動脈硬化がある人

・一番風呂、熱いお風呂が大好きな人

・30分以上お湯につかっている人

そして

・お酒を飲んだ後でお風呂に入る人

これ・・・絶対ダメ!!ダメですにゃ!!!

お酒を飲んだ後は血圧が下がるの。

結果お風呂で居眠りをしてしまい、溺れてしまう・・・命の危険に直結するんです!

 

 

 

 

 

 

予防のポイントはこの3つ!

 

12脱衣所と浴室を温める

脱衣所には、暖房機を置きましょう。

浴室内も、お風呂のふたを外す・シャワーで浴室を温める等して温度差をなくしましょう。

浴室の床に、マットやスノコを置くのも効果的ですよ!

 

12お風呂の温度は低めに設定

お風呂の温度は、39℃~40℃に設定しましょう。

温度が42℃以上になると、心臓へ負担がかかります。

また41℃以上でも、浴室での事故が増えるという報告があるんです。

適正な温度であっても、まずは手や足など、心臓に遠いところからかけ湯をしましょう!

 

12ゆっくりとお風呂から出る

お湯につかっているときは、身体が温められて血圧が低下しています。

その状態で急に立ち上がると、脳まで血液を運ぶことができず、めまいや失神してしまう恐れが!

 

 

 

 

今年は、新型コロナウイルスの影響で色々が思うようにいかない。

寒さも厳しくなってきた・・・癒しが欲しくなる今日この頃。

お風呂タイムの癒し時間を、健康を害する危険な時間にしてしまわないために!

ご自身、そしてご家族にも気を配ってあげてくださいにゃ。

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