皆さんこんにちは、じゅじゅです。
4月は新生活の季節ね。準備は進んでいるかしら?
私はというと最近、やっと忍者修業を始めたわね。遅すぎたかも。
はっぱ相手の体術修業に次いで、今は雲隠れの術の習得に向けて修業をしているんです。
家の中でママが「じゅじゅが脱走した!」と騒ぎ始めたら、とりあえずは成功といっていいかしらね。
でも、まだまだ。もっと高めないと。猫も結構忙しいのです。
・・・あら?いろいろと意味がワカラナイ?
そりゃあ人間の皆さんには、ね。
お近くの猫ちゃんに聞いてみてくださいにゃ。
ただ、人間の皆さん・・・というか、日本人の皆さんは、とっても恵まれているんですよ?
何故かって、それは「国民皆保険制度」があるから。
海外は、医療機関へのアクセス、医療費の決め方など、いろいろが日本とは異なった仕組みとなっているの。
例えばベトナムでは医療費を前払いしないと入院ができなかったり、ご存知の通りアメリカは医療格差社会。
いわゆる「オバマケア」で、公的医療保険に入っていない人々は民間の保険会社への加入が義務付けられたけれど、受診できる医療機関が限られていたり、いまだ無保険者も多く、所得により受けられる医療には大きな格差があるの。
先進国であっても、民間保険中心の制度や無保険の国民がいる国、結構あるんです。
気軽に病院へ行けないって、とっても大変。
当たり前の健康保険。
でも、これって結構すごい。
なんとな~く、わかってもらえましたかにゃ。
ただ、日本でも1955年(昭和30年ごろ)は、農業や自営業者、零細企業の社員など、国民の三分の一が無保険、つまり「保険なし」の状態だったの。
おじいちゃんおばあちゃんが産まれた頃は、実は国民の全員が健康保険に入っている訳ではなかった。
て、ちょっとびっくりじゃないですか?
その後、1958年に国民健康保険法が制定。
「だれでも」「いつでも」「どこでも」保険医療を受けられるようになったのです。
この日本の公的医療制度は、2000年には世界保健機関(WHO)から「世界一」と高く評価されているの!
日本が世界トップクラスの長寿国なのも、乳児死亡率が最も低い国であることも、この世界に誇れる制度のお陰ね。
お勤めしている皆さんが、病院の窓口で支払う金額は、かかった医療費の3割。
残りの7割は、皆さんとお勤め先の会社さんが納める健康保険料から。
お給料明細の中にある「健康保険料」で、医療費の支払い・健康保持増進・高齢者の医療費が支えられているって訳ね。
要は助け合い。皆さんありがとうにゃ。
しかーし!
この素晴らしーい助け合い制度・・・実は今、かなりのピンチを迎えているんですって。
医療費の総額は、毎年1兆円を超えるペースで増え続けているの。
1兆円って・・・というか1兆円がもはやいくらなのか、もうよくわからないんだけれどね。
ああ、1兆円は1兆円よね。。。目が回るにゃ。
原因は、ご存知「超高齢化社会」!
1兆円以上増えている医療費、この6割が高齢者の医療費なんだとか。
現役世代が高齢者医療を支える制度は、既に限界を超えていると言ってもいいわ。
それでも、今後も負担は増え続けると言われているの。
そんな訳で!医療費がかからない世の中を目指して、健康づくりにはしっかり取り組んでみて欲しいのです。
忍者修業もよし、健康経営優良法人を目指すもよし!
・・・ばれました?そう、自慢でーす♪
でも、健康経営優良法人の認定に向けた取り組みは、禁煙成功者が出たり毎日の運動習慣が付いたり、本当に効果絶大だったんですよ。
皆さんも健康づくりを、しっかり考えてみてくださいにゃ。