皆さんこんにちは!
じゅじゅです。
気付けば12月も半分が過ぎました。
もうあっという間に年末ですにゃ!!!
月日が経つのって早い・・・私も気づけば結構オトナな年齢になってきました。
年々一年経つのが早くなっていく、なんてよく聞きますよね。
これ、「ジャネーの法則」っていうんです。
「主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く感じられる」
という現象を、心理学的に説明したものなの。
例えば、50歳の人間にとって一年の長さは人生の50分の1。
5歳の人間にとっては5分の1。
これって、50歳の人にとっての10年間は、5歳の人にとっての一年間にあたり
5歳の人にとっての一日は、50歳の人にとっての10日にあたるってこと。
つまりは、「生きている時間の長さの感覚は、年齢に反比例する」ということ。
生きてきた年数が増え、人生における「一年間」の割合がどんどん短くなることによって、一年が早く感じる!というわけです。
と、いいつつも・・・。
子どもの頃は初めて体験することばかりで、毎日が新鮮で新しい出会いや発見に溢れています。
しかし、大人になるにしたがって新しい経験をする機会はどんどん失われていきますよね。
大人になると時間があっという間に過ぎ去ってしまったように感じるのは、
日々の生活に新鮮味がなくなるからだ、という考え方もあるんだとか。
いつまでも「ワクワクドキドキ」する気持ち、持ち続けていきましょうにゃ。
はい!ここからが本題。
保険金詐欺とは、保険金をだまし取るために、わざと事故を起こしたり嘘の申し出をしたりする行為のこと。
当然、これは詐欺罪に当たる犯罪です。
詐欺罪の構成要素は
①欺罔(ぎもう):被害者をだますために嘘をつく=嘘の理由で保険金請求をする
②錯誤(さくご):相手が騙される=嘘の保険金請求を受けて、保険会社が騙される
③交付作為:嘘の理由で、保険会社から保険金が支払われる
④財産移転:保険金が支払われた時点で、詐欺既遂(きすい)罪が成立!
保険金詐欺って・・・自分とは無縁だし、関係ない世界の話じゃない?て、思っていませんか?
実は!身近なところで、結構頻繁に起こっているんですよ。
保険金詐欺の手口は、大きく分けて2パターン。
事故のでっち上げ
実際に事故が起こっていないのに、事故を起こしたと保険金の請求をすること。
知り合い同士でわざと事故を起こしたとか、「当たり屋」のようにわざと交通事故に遭うこと。
保険金は、偶発的に起こった事故に支払われるもの。
故意に発生した事故は、勿論保険金の支払いは対象外ですよね。
損失額の捏造
保険金とは、事故で発生した損害を補てんするために支払われるものよね。
損害以上のお金は貰えないのが普通なの。
それなのに、損失や被害を過剰に装って、本来貰えるはずのない補償を受けること。
これも、詐欺に該当します。
実際にあった、詐欺師の手口をご紹介。
わざと事故を起こして保険金詐欺
知り合い同士でわざと事故を起こし、怪我をしたことにして整骨院で施術したかのように装う嘘の書類を作成→不正請求を繰り返した。
保険金が受け取れる条件にするために偽装
保険適用外のレース中の事故を、公道で起こした一般的な事故として保険金請求をした。
リフォーム住宅を狙って保険金詐欺を持ちかける
台風被害を装い保険金の不正請求をリフォーム業者が指南して逮捕され、これに加担した人物も犯罪者となった。
リフォーム会社が自ら壊して保険金詐欺
リフォーム会社が自ら屋根を壊して台風被害と装い保険会社に保険金請求して逮捕された。
ちなみに。
保険金詐欺で逮捕されると、どうなるか?
刑事事件となる場合は、基本的に詐欺罪で立件されます。
詐欺罪は、10年以下の懲役よ。
詐欺罪には交通違反のような罰金刑は無く、有罪で執行猶予が付かなければ即懲役(刑務所に収監)という重い刑罰が科せられるの。
詐欺も色々。
オレオレ詐欺や還付金詐欺に代表される振り込め詐欺に、結婚詐欺、仮装通貨詐欺などなど。
保険金詐欺は、それらと同じ詐欺罪です。
コロナ禍で大変な方がたくさんいるのに、本当に嘆かわしい!
軽い気持ちで、保険代理店やリフォーム業者を装った悪徳業者の口車には乗らないように気をつけてくださいにゃ!