皆さんこんにちは。
じゅじゅです。
5月29日は、諏訪湖や河川の一斉清掃が行われていました。
お住まいの地域でも、清掃活動があったんじゃないかしら。
諏訪湖の一斉清掃で集まったのは、心無い方によってポイ捨てされた大量のゴミ。
そんなゴミの中で、特に多かったのはペットボトルとビニール袋。
アストのほけんでも、毎朝会社の周りのごみ拾いをしているの。
実は、結構な頻度でゴミが捨てられているんです。
ここでも多いのは、ペットボトルとビニール袋。
川に近い場所のせいなのかしら。
なんにせよ、悲しい事よね・・・。
今回は、そんな捨てられたゴミについてみんなで考えていきましょう。
クイズ形式で進めていくわよ!
何問正解できるかにゃ?
Q1
捨てられたペットボトルやビニール袋が川に流され、海にたどり着くまで。
その後はどうなるんでしょう?
①海に行く前に川で溶けてなくなる
②小さくなって海に残る
③海水に溶けてなくなる
正解は・・・②小さくなって海に残る!
太陽の紫外線や、海の波の力などでボロボロになって細かくなるの。
でも、細かくなるだけで溶けることはなく、そのまま残ってしまうんです・・・。
Q2
小さくなって海に残った5mm以下のプラスチック。
これらを何と呼ぶでしょう?
①プラスチックの石
②プラスチックの砂
③マイクロプラスチック
正解は・・・③マイクロプラスチック!
5mm以下のプラスチックは、マイクロプラスチックと呼ばれているの。
マイクロプラスチックは、魚が餌と間違えて飲み込んでしまったり、海の様々な生きものや海洋生態系に甚大な影響を与えているの。
Q3
ペットボトルが分解されるまでに、どのくらいの期間がかかるでしょう?
①100年
②200年
③450年
正解は・・・③450年!
ペットボトルは、プラスチック製品よね。
1mmのプラスチックが分解されて無くなるまでには、450年かかるといわれているの。
いずれは分解されるんじゃん、と思う?
450年なんて分解されないのと同じだ、と思う?
ちなみに。
海に捨てられたゴミが分解されるまでに必要な年数はこちら。
新聞:6週間
段ボール:2ヶ月
タバコ:1~5年
ビニール袋:10~20年
スチール缶:50年
アルミ缶:200年
紙おむつ:450年
釣り糸:600年
分解されるまでは残り続けるこれらのゴミ。
海辺の生き物たちへの悪影響、考えなくても分かると思います。
Q4
プラスチックゴミのうち、一番多いものはどれでしょう?
①家電製品に使われているプラスチック
②乗り物に使われるプラスチック
③使い捨て製品のプラスチック
正解は・・・③使い捨て製品のプラスチック!
世界中のプラスチックゴミの、実に半分は使い捨て製品のプラスチック。
使い捨て製品とは、包装・袋・使い捨てカップ・蓋・ストロー・カトラリーなど短時間使った後に捨てられる製品のこと。
これらのほとんどが、リサイクルされず捨てられているのが現状なの。
日本は、アメリカに次いで世界で2番目に使い捨て製品のプラスチックを排出しているんですって・・・。
Q5
今までに作られたプラスチック製品は83億トン。
そのうちプラスチックごみは63億トン。
そのうち何%がリサイクルされたでしょう?
①50%
②25%
③10%以下
正解は・・・③10%以下!
リサイクルされたのは、なんとわずか9%。
12%が焼却、残り79%は埋め立てられたり、海などの自然環境に流れてしまっているの・・・。
Q6
海洋プラスチック問題に関して私たちができることはなんでしょう?
① ゴミを地域のルールに沿って分別して捨てる
②ゴミのポイ捨てはしない(海以外の、道にも川にも池にも)
③リデュース(捨てない)、リユース(再使用)、リサイクル(資源活用)に加えて、リフューズ(断る)の4R を意識する
④生活からできるだけ「使い捨て」を無くす
正解は・・・全部!
サスティナビリティの取り組みとして、海洋プラスチック問題への対策が進められてはいるけれど・・・ゼロにするのは難しいのが現状。
海辺の生き物や綺麗な海を守るため、みんなで意識していきましょうにゃ!