はーい、どぉも。
あたちです。
ねえちょっと!!
巷では、何でもかんでも値上がり祭りらしいじゃない!
もう何が原因か誰が悪いのかもよくわかんないような感じだけど、とりあえず怖すぎよね?
あとは、お値段同じでも中身の量がすっごい減ってる!とか。
そうそうこの前だってね、あたちの大ー好きなカツオが、こんん-ーーなにちっこく・・・て、え?あ、もうこの話いらない?
あっそう・・・。
で。
値上げに苦しむ可哀想なみんなに、同じく値上げに苦しむ可哀想なあたちから。
実は、朗報があんの。
まさかまさかの「値下げ」のお話し!!!
自賠責保険料が、4月から値下げするの!
自賠責保険って、実は値下がり続けてるのよね。
2017年、2020年、2021年に続いて、今回は4回目の値下げ。
全車種平均で約11.4%の値下げになるみたい!
すごいにゃ!
でも・・・。
このご時世、値下がるなんて信じられない!
いったいどんな仕組みなの?
値下げしてるように見せといて「かえって負担が増えるシステム」になってんじゃないでしょうね?
なーんて思った用心深いみんなもいるんじゃないかしら。
色んな新しい詐欺や、うんまい話がわんさかしてる現代。
その用心深さサイコーよ!
でも、安心してちょうだい!!!
裏も無ければ、仕掛けもないの。
自賠責保険料は、今月行われた金融庁の金融審査会っていう、なんかこう・・・すごそうな会議で決まったんだけど。
保険料には、そもそも「ノーロス、ノープロフィット(誰も得をしない)の原則」があるの。
どっかで誰かが儲けちゃってるようなことは絶対に無いから安心してにゃ!
じゃあ何で値下がりできたの?というと。
最近の車って、自動ブレーキなんかの安全装置が付いてるわよね。
そのおかげで、自動車事故自体がどんどん減ってるの!
事故件数が減れば、支払う保険金も減るわよね。
そうすると、支払うお金(保険金)が減った分、預かるお金(保険料)も減らせるってことに。
で、値下げ!!ってわけ。
保険って、支払うお金が減れば預かるお金も減る仕組みになってるのよね。
逆もそう。
ここ数年は自然災害が多すぎて、火災保険や地震保険はどんどん値上がりしてるもん。
これも、誰かが儲けちゃってるとかじゃ絶対ないから、許してあげて欲しいのよ。
そもそも、自賠責保険てなーに?
て言うお友達のために、自賠責保険のおさらい!!
補償内容
「けが」「死亡」「後遺障害」の対人事故のみ!!
自分の車や相手の車、ガードレールなんかの「物」は対象外なの。
「物」に関しては、任意保険の自動車保険に加入しないとね。
1名当たりの補償額
「けが120万円」「死亡3000万円」「後遺障害は、等級により75万円~4000万円」さらに運転者本人は「なし」。
裁判の賠償命令で1億円とか9000万円とか聞くじゃない?
死亡3000万円、後遺障害でもマックス4000万円・・・もう全然足りないわよね。
任意保険も必要っての、よーく分かると思うのよ。
そうそう。
自賠責保険の保険料は値下げだけど、保険料の一部である「賦課(ふか)金」は値上げになるの。
賦課金てのは、事故被害者支援を充実させるためのお金。
今は、ひき逃げや無保険の車による人身事故被害者の救済を目的に車1台当たり年間16円の賦課金が課せられてるの。
ただ、今回は大幅に上がるの。
自家用車に関しては1台当たり年間125円くらいなんだって。
「自動車による死亡事故は減少傾向にある一方、要介護の重度障害の残る被害者数は横ばいで推移していることから
自動車損害賠償保障法などの関連法を改正し、使途の拡充などを図った新たな賦課金制度を作った。」
てことみたいね。
あ、賦課金がついて『平均11,4%の値下げ』ね。賦課金がついても値段は今より下がるから安心してにゃ?
この賦課金のお陰で、年間でだいたい100億円程度が確保される見込みなんだって。
このお金は被害者対策として「脊髄を損傷した人が中長期で入院できる施設の運営」
「親が高齢になるなどして介護者がいなくなった人への支援策」
事故防止対策として「先進安全自動車の導入支援」なんかに充てられるみたいね。
まぁ、この賦課金に関しては「国の借金問題」とかで色々賛否両論はあった、というか批判も多かったみたいだけど。
あたち的には難しいから、被害者救済ができて保険料も下がるんならまあいんじゃない?て感じかしら。
明朗でみんなのためになる使い方をして欲しいわね。
気になる皆は検索してみてにゃ!