はーい、どぉも。
あたちです。
春一番っていうとさ、皆は何を思い浮かべる?
パパはね、「勿論キャンディーズ!!・・・古いって言われる?むしろ知らない?」なんて言ってたけど。
キャンディーズの「春一番」は、いろんな人(ボーカロイドも!)がカバーしてて、若い世代でも割と知られてんのよね。
タイトルは知らなくっても「♪もうすぐ春ですね、の曲」ていうと、分かる皆も多いんじゃないかしら。
春一番は、春を告げるように春先に吹く強い風。
なんとなーく、そんなイメージあるじゃない?
1950年代からマスコミで「春一番」って言葉が使われ始めて、一般に知られてったみたいね。
1985年からは気象庁が「春一番」の発表を始めるまでに馴染んだの。
そもそも「春一番」て、誰が最初に言いだしたのか。わかる?
キャンディーズじゃないのよ?
まぁ諸説あるんだけど、広く知られてる説としては「漁師さん」って言われてるの。
江戸時代、幕末の1859年2月13日。
長崎の壱岐島(現、壱岐市)で、強風で漁船が転覆。53人もの死者を出す事故が起こったの。
前から、地元の漁師さん達がこの頃の強い南風を「春一」って呼んでたんだって。
事故のあった壱岐市には「春一番の塔」(春一番事故の供養塔)があって、今でも事故があった旧暦2月13日には漁を休んで海難者の供養を行ってるとか。
そう。
春一番は、「危険なもの」「自然災害」扱い。
ポカポカ陽気~恋をしましょう♪みたいなイメージに騙されちゃいけないのよ!
あ、いや、恋は良いと思うんだけど。
あたちもねぇ、恋をしてたの。映画みたいな恋。
失恋に終わっちゃったけど、ほんっとーに素敵な時間だったわ・・・お外猫の糸ちゃん、今どうしてるかしら。
で。
春一番が災害を引き起こすのは、今でも同じ。
海釣りが盛んになる春だけど、海がしけて船が転覆する「春一番事故」と同じことが起こる危険があるのはモチロンよね。
その他にも、突風で釣り人が海に転落する事故も増えるの。
海だけじゃなくて、山でも注意!
気温の上昇や強風は雪崩を誘発するし、乾燥した強い風は小さな火を大規模な山火事に発展させちゃうことも。
さらに「春一番が来た後は寒くなる」ってデータがあるの。
春の嵐で大雨や大雪がぶり返して被害が出たり、急な寒暖差で体調を崩しがちになるから気を付けないといけないのよ。
ココでおさらい!
火災保険の基本補償「風災・雹災・雪災」の補償について。
強風で屋根が壊れた・竜巻の飛来物で壁が壊れた、窓が割れた
→「建物」で補償。「家財」のみの補償の場合対象外だから注意!
火災保険には、「建物」と「家財」の補償があるの。
持ち家の場合は「建物」「家財」どちらもつける場合がほとんどだとは思うんだけど。
たまに、どちらかしかなかった!なんて話も聞くからよーく確認してみて。
ちなみに、エコキュートや室外機は「建物」で補償される部分。
「家財」と思われがちなんだけどね。建物に固定された設備は「建物」なの。
最後に・・・。
最近、埼玉県で「火災保険を使えば自己負担なく家を修繕できる」って持ちかけた悪徳業者が逮捕されたの。
結構ニュースになってたから、知ってる皆も多いかしらね。
あたち。
今までも何回かこの話してると思うんだけど。
こういう悪いやつって、全然減らないの!!むしろ増えてんの!!
逮捕のニュースも出たけど、うまーーくやって、罪には問えずお金も帰ってこないケースも多いのよ。
こういうのって、高齢の方が特に狙われやすいの。
人を騙してお金をむしり取るような、最低な奴らを儲けさせるなんて絶対だめ!
被害者のはずなのに、知らない間に詐欺に加担して犯罪者にされちゃうことだってあるんだから。
「保険が使える」と言われたら。
まずは保険代理店や保険会社に確認してちょうだい!
保険会社では優良な修理業者の紹介もして貰えるから、修理業者のあてがなくても大丈夫なの。
周りのみんなにも教えてあげてにゃ!