公的保険のおさらい

2022年2月28日

皆さんこんにちは、じゅじゅです。

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「公的保険」て、何でしょう?

・・・なんて。皆さん勿論ご存知ですよね。

健康保険や介護保険などの、国や地方自治体が運営する保険のこと。

普段私たちがお話ししている民間の任意保険とは別の、国の強制保険です。

 

強制保険は、もちろん強制加入。

「強制」ていうと、なんだか乱暴なイメージになっちゃうけど

実際はご存知の通り、さまざまなリスクから私たちの生活を守ってくれる大切なものよね。

 

公的保険は5種類あって、それぞれが役割を持っています。

「働き方」や「年齢」などの状況に応じて色々が変わってきて、実はちょっと複雑な部分も。

今回は、そんな公的保険のおさらいをしていきましょうにゃ ♪

 

 

 

 

 

12健康保険

「国民皆保険制度」て、聞いたことあると思います。

日本は世界でもトップクラスの平均寿命と保険医療水準を実現しているの。

すべての国民が何らかの公的医療保険に加入してお互い支え合い、医療費の負担を軽減させる仕組みね。

この仕組みによって成り立つ制度のことを、「国民皆保険制度」というの。

 

皆さんが具合が悪くなってお医者さんにかかっても、3割の負担で済みますよね。

これは健康保険のおかげ。

でも健康保険は、ただ単に医療費の本人負担を軽減させるだけではないんです。

医療機関を自由に選ぶことができるほか、高度な治療も自ら選んで受けることができるという優れもの!

「医療機関を選ぶとか治療内容を選ぶとか、当り前じゃない?」と、思いましたか・・・?

これって、実は当り前じゃないんです。

世界では、「ホームドクター制度」といって医療機関を指定されていたり、

病院より先にまずは薬局に行き、それでもダメな場合のみ病院へ行くことが決められていたり、専門医に診てもらうまでに1~2か月待ちが当たり前だったり。。。

びっくりでしょ?

病院も自由に開業できない仕組みがあって、数が少なく「セカンドオピニオン」なんて言えない状況も。

制限が多い国は、その代わりに医療費無料だったりもするから良しあしではあるんだけどね。

 

とはいえ、世界でも日本の医療保険制度に対する評価はとっても高いの。

日本人で良かったー!!なんてよく言うけど、ほんとその通り!

 

 

 

12年金

年金には、3つの役割があるの。

 

①老齢年金

老後に受け取る年金のこと。年金と言うと、皆さんこれをまず想像するんじゃないかしらね。

 

②障害年金

病気やけがによって、障害が残った場合に受け取る年金のこと。

 

③遺族年金

亡くなった場合、その遺族に支給される年金のこと。

 

それぞれ、20歳以上60歳未満のすべての人が加入義務のある国民年金と

会社員や公務員がプラスアルファで加入する厚生年金があるの。

 

 

 

12介護保険

働き方に関係なく、40歳以上の全国民が加入する保険。

介護費用の負担軽減が目的ね。

特に手続きは必要なくて、40歳になると健康保険などと一緒に保険料が自動的に徴収されるの。

そして、介護状態となった場合に支給されるという仕組みね。

 

ちなみに、39歳以下で介護が必要になった場合どうするの?というと・・・。

39歳以下の方は介護保険に加入をしていないので、要介護認定を受けることはできず、介護保険サービスを利用することもできないの。

もしもの備えは、別で用意しておいた方が安心ね。

 

 

 

12労災保険

お仕事中や、通勤中に事故や災害などに巻き込まれた場合の補償が役割。

対象は、事業主からお給料をもらって働いている人。

パートさんアルバイトさんも対象よ。

労災保険の保険料は、事業主が全額負担。

ただし、事業主や役員などの「労働者」とならない人は対象外になっていて補償が無いから、注意が必要ね。

 

 

 

12雇用保険

働いている人の雇用安定や促進が役割。

失業してしまったときの一定期間の失業給付や、育児休業や介護休業をしながら雇用を継続するための給付などがあるの。

保険料は会社と被保険者の両方で負担。

雇用されていない自営業者の方は対象外で補償が無いから、これも注意が必要よ。

 

 

 

 

 

公的保険のおさらいでした!

思っている以上に充実してましたか?

それとも、足りない部分が不安になりましたか?

 

「公的保険をしっかり理解したうえで、足りない部分のみ民間の任意保険で賄う。」

これが任意保険加入の基本です。

過剰な加入が無いように、しっかりチェックしてみて下さいにゃ!