皆さんこんにちは!
じゅじゅです。
前回の『東日本大震災から12年・・・防災クイズその①』見て貰えたかしら?
今回も前回に引き続き、防災クイズ!
前回は「備え」のクイズだったけれど、今回は「実際に被災した時の正しい行動」クイズです。
咄嗟の判断で、命を守れるか守れないかが分かれてしまうこともある被災時の行動。
しっかり覚えていってくださいにゃ。
Q5:スーパーに居るときに大地震に遭遇!!やってはいけないことは?
①カバンや買い物かごで頭部を守る
②柱の近くに移動して揺れが収まるのを待つ
③とにかく外へ出るため出口へと走る
A5:③とにかく外へ出るため出口へと走る
これは絶対NG!!
スーパーには、陳列棚やショーケースなどの転倒する恐れがある大きな什器が沢山あるの。
棚の中の商品が散らばって躓いて転んでしまったり、ガラスが割れたりする危険も。
スーパーに居るときに地震が発生したら、買い物かごやカバンで頭部を守るのを再優先に!
その後足元に気を付けながら階段の踊り場や柱の近くに避難して、揺れが収まるのを待ちましょう。
出口に人が殺到すると、将棋倒しなどの危険も。
身を守ろうと焦ってしまうと、かえって危険が増えてしまうのが緊急時。
まずは深呼吸。こういう時こそ、慌てずに行動しましょうね。
Q6:自宅で大地震に遭遇!!揺れている最中の正しい行動は?
①その場で頭を守り小さくかがみこむ
②テーブルの下まで移動する
③ガスコンロの火を消しに行く
A6:①その場で頭を守り小さくかがみこむ
震度6とか7クラスの地震って、想像してる以上にすごい揺れなんです。
ほとんど身動きが取れないような状況に。
勿論、すぐ近くにテーブルがあればテーブルの下に身を隠すのも大正解。
そうでない場合は、無理に動いてしまうと怪我をする可能性があるので、まずはその場で頭を守りましょう。
ガスコンロの火、とっても気にはなるけれど・・・色々するのは揺れが収まってから!
ココでもやっぱり、深呼吸。
落ち着いて行動しましょうにゃ。
Q7:地震で夜間に停電!家から避難する時の正しい行動は?
①ガスの元栓を閉め、ブレーカーを落とす
②建物が歪みドアが開かなくなる可能性があるため戸締りはしない
③明るくなるのを待たず避難開始する
A7:①ガスの元栓を閉め、ブレーカーを落とす
家を離れて避難するときには、ガスの元栓と一緒にブレーカーも落としておくのが安心なのです。
何故なら、停電復旧後の通電時に、二次被害で火災が発生してしまう恐れがあるから!
ガス漏れによる火災の恐れがあるのは有名よね。
でも!実はガスよりも、電気と電化製品から火災が発生する確率の方が高いんです。
また、住民が避難したタイミングでの空き巣が多発しているの。戸締りは必須!
気を付けてくださいにゃ。
Q8:エレベーターに乗っているときに大地震に遭遇!!正しい行動は?
①揺れを感じたら1階ボタンを押す
②閉じ込められたらインターホンで外部に連絡する
③停電したら乗っている人たちで協力して扉を開ける
A8:②閉じ込められたらインターホンで外部に連絡する
エレベーターには必ずインターホンが設置されているの。
閉じ込められたら、慌てずインターホンで助けを呼びましょう!
不正解も解説!
①揺れを感じたら1階ボタンを押す
外に逃げやすい1階に行きたくなる気持ちはわかるけど・・・行くべきは「一番近い階」!
新しいエレベーターであれば、地震時管制運転装置が付いている場合もあるの。
地震時管制運転装置が付いていれば、揺れを感知すると自動で最寄り階に止まるのよね。
ただ、少し古いエレベーターだとそうはいかないもの。
揺れを感じたら、全ての階のボタンを押してくださいにゃ!そうすれば、一番近い階に止まります。
とにかく最寄り階に止めることを最優先しましょう。
③停電したら乗っている人たちで協力して扉を開ける
無理やり扉を開けようとするのは本当に危険!!
扉が開いた状態でエレベーターが動くと、落下してしまう危険もあるの。
ちなみに。
ドラマなんかでエレベーターの天井が開く様子、見たことがあると思います。
昔のエレベーターには救出口の設置が義務付けられていましたが、それは結構昔の話。
最近のエレベーターは条件をクリアしていれば設置しなくても良いことになっているの。
それに、もし救出口があったとしても、ロックされていて中からは開かないんです。
万が一こじ開けて外に出られたとしても、エレベーターのカゴの上はただただ危険なだけ。
無理せずに救助を待ちましょうにゃ。
災害に限らず予期せぬ事態に見舞われた時に一番大切なことは『慌てず焦らず』!
無理矢理にでも深呼吸をして、いったん落ち着いて。
このクイズのことを思い出してにゃ♪